園長ごあいさつ
キリスト教主義の多くの園の園長は教会の牧師が就任いたします。1919年に日詰教会によって設立された日詰幼稚園は、歴代の日詰教会の牧師が「幼い子どもたちに、神さまの愛を伝える」キリスト教保育の業を一時も変わることなく担って来ました。認定こども園になった「今」もそれは変わりません。
キリスト教保育を行う施設で働く一人ひとりを神さまが用いてくださり、子どもたちと保護者と向き合い、神さまの愛を伝えることを大切にしてきた私たちの園は、今年100年を迎えます。県内では3番目の伝統を持つ園です。戦争中、幼稚園の経営が厳しい時もありましたが、多くの町の方々の支援や寄付金をいただき、戦争中も途切れることなく幼児教育の業を担ってくることができました。また、園児数の減少等の理由で経営的に非常に厳しく閉園の危機にあった時代も、日詰教会の教会員の支えによって、乗り切ることもできました。このような時代を経て、「今」の認定こども園ひかりの子があるのです。100年の歩みを支えてくださった神さまと多くの方々に心から感謝いたします。
これからも「神さまの愛」の中身である「一人ひとりが大切である」、「あなたはあなたでいいよ」ということを伝え、子どもたち一人ひとりが自分の欲求が十分に満たされていく居心地のいい環境で、安定した快適な生活が出来るよう、子どもたちの最善の利益のために努めていきます。
私たちの園は、これまでの100年の歩みに感謝して、これからの100年を、子どもも、保護者も、園の職員も互いに育ち合える、人としての経験、親としての経験、保育者としての経験を積み重ね、 互いの思いを尊重しながら、共に成長していくことができるように歩んでいきたいと願っています。
認定子ども園 ひかりの子 園長
当園の歴史
私たちの園は、1919年に日詰教会によって創立されたキリスト教幼児施設です。幼稚園は現存する園としては岩手県内で3番目の伝統を持つ幼稚園となります。1986年に学校法人「岩手キリスト教学園」に加入し、2010年3月には認定こども園となり保育園を開設、紫波町としては初の幼保連携型施設となりました。
当園の特徴
当園は、子どもたちがのびのび健やかに生活が送れるよう、自然の木や光を多く取り入れ、常に園内が明るく温かい環境になるよう設計されています。常に園内は、子どもたちの笑顔と笑い声で溢れ、活気のある雰囲気となっています。
当園では、WAKUブロックと呼ばれる積木のおもちゃを、県内初導入しました。積木遊びには、数や形を具体的にイメージすることで、数学の基礎となる力が身につくだけでなく、物事を論理的に考える力が身につくと言われています。その他、ホールには壁面にボルダリングの壁を設置したりなど、子どもたちが積極的に身体を動かすことのできる設備が整っています。
当園の概要
- 類型
- 幼保連携型 認定こども園
- 経営主体
- 学校法人岩手キリスト教学園
- 所在地
- 〒028-3305 岩手県紫波郡紫波町日詰字下丸森130
- 電話
- 019-672-2542(シャローム館:3~5歳児棟) / 019-672-5356(オリーブ館:0~2歳児棟)
- 入園対象年齢
- 0歳児〜5歳児
- 定員
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- 0歳児(すみれ組)9名
- 1歳児(ゆり組)18名
- 2歳児(あんず組)18名
- 3歳児(ばら組)35名
- 4歳児(ひまわり組)42名
- 5歳児(ぽぷら組)43名