日常生活2023.01.24
雪遊びの様子
雪が降り、冬の自然に触れる楽しさを味わっています。
オリーブやアガペでは、それぞれの部屋や園庭で雪に触れ、「つめたーい!」「ふわふわしてる」と様々な反応を見せながら感触を楽しんでいます。またジャンプスーツの着脱も意欲的に取り組んでいます。
シャロームでは、身近にあるビニール袋を使い友だちや保育者と一緒に遊び方を考えながら築山の坂を滑ったり、見立て遊びを楽しんだりする姿が見られています。使う道具や遊び方を一緒に考えたり、遊びの中で言葉をかわしながら試行錯誤を繰り返したりと友だちとのやりとりも活発に行われています。
雪に触れる・踏む・固める行動は五感を刺激し、さまざまな筋肉を使ったり、バランス能力を養ったりと身体面での発達にも繋がります。冬ならではの自然に触れ、存分に遊び込むことができるよう関わっていきたいと思います。
日常生活2023.01.13
避難訓練の様子
ひかりの子、アガペ保育園では、自然災害や不審者対応などを想定して月に一度避難訓練を行っています。子どもたちの大切な命を守るために、保育者間で連携しながら安全な場所へ誘導し、子どもたちが落ち着いて避難できるように安心できる関わりを心掛けて行っています。今回は竜巻を想定し、「竜巻についての知識をもち、身を守る方法を学ぶ。」を目的に避難訓練をしました。子どもたちは体を丸めて身を守り、保育者の話しに耳を澄ませて聞き、又指示を待って今回も無事避難することができました。
その後の受け止めでは、竜巻の実際の写真を用いて説明を聞いたり、手作りクイズを用いて自分の命を守ることの知識を楽しみながら学ぶことができました。
日常生活2023.01.06
ひかりの子ライブラリーより~大人と絵本の関わり方~
大人になった今、思い出す絵本はありますか?誰でも「この絵本好きだったなあ」という一冊が頭に浮かぶのではないでしょうか?
お子さんと絵本を一緒に読む時に、お家の方の思い出の一冊を読むことも新鮮な経験になりますね!
読み聞かせをする上で「ハードルが高い」「どうしたらいい?」との声をよく聞きます。ここで3つ読み聞かせのポイントをご紹介したいと思います。
①子どもの興味に合った絵本選び
園の様子や遊びから、お子さんが興味を持っている事からヒントが得られると思います。年齢によって絵本のお話の長さや描写のおもしろさを違いがあるので、園の保育者や本屋さん、図書館の司書の方に相談してみるのもオススメです。
②大人も楽しんで読む。
子どもの読み聞かせですが、人前で話すことに気恥ずかしさや苦手意識を持たれている方も多いかもしれません。上手く読まなくても良いのです。大切なことは【大人が楽しんで読んでいること】だと思います。大好きな家族が楽しそうに読んでいる絵本は子どもにとっても魅力的な一冊になることと思います。
③読み聞かせに集中する
毎日、仕事に子育て…お忙しい中と思います。お子さんと絵本を読む時間はスマホから離れて、家事や仕事を休憩して、じっくり「絵本の世界」に集中してみませんか?何回も読んでいる絵本でも、新たな発見があるかもしれません。その気づきをお子さんと共有することもおもしろいですね。
お子さんにとって、読み聞かせとは「大好きな人との幸せな時間」だと思います。。今日あった出来事を話したり、お話の中で好きなところを伝え合ったりとスキンシップを取りながら〝君はそのままでいいんだよ〟というメッセージが伝えられる時間になるといいですね。
日常生活2022.11.29
絵本の大切さ
認定こども園ひかりの子、アガペ保育園では、絵本の読み聞かせを子どもの成長に大切な要素と考え、行っています。また、誕生日には絵本のプレゼント、弟妹出産の際は、ファーストブックをプレゼントしています。短い物語の中で、勇気、思いやり、愛情、友情、挑戦など、生きていくうえで大切なたくさんの良いものを与えてくれるのが絵本です。子どもは絵本を通じて登場人物の気持ちを想像し、疑似体験します。喜怒哀楽を感じること、心の変化を知ることで感情が豊かになるのです。また、子どもの想像力を育てることも、読み聞かせによる効果のひとつです。想像力が豊かな人は、思いやりをもって人と関わることができます。また、思いを読み取ろうとする力が育ち、相手の痛みも分かるので、感受性豊かな優しい人になれると言われています。また、興味をもった絵本に見入ることで、集中力も養われます。
読み聞かせは、コミュニケーション不足の解消にも役立ちます。絵本を読む声は子どもに安心感を与えますし、肌のぬくもりや匂いを感じることにより、親密感が高まり、信頼関係が強くなるのです。また、読み聞かせによって感じた愛情は、子どもの自己肯定感にもつながっていくでしょう。
子どもが安心して自分を委ねられるのは、何といっても乳幼児期です。絵本には人が人として生きていく手本や知恵、知識が多くあり、年齢や成長に合わせて語彙を獲得したり、言葉の理解を共有することで、共感する心が身につき、人と人とのつながりが深まります。
家族の関係が希薄になっていると言われる現代では、親子が触れ合う時間は貴重です。わずかな時間でもかまわないので、積極的に読み聞かせの時間をつくっていくことを
お勧めします。是非、大好きな大人の声で、読み聞かせをつむいでほしいと思います。貸し出しで家庭に持ち帰った絵本も、是非ご活用ください。