学校法人岩手キリスト教学園認定こども園 ひかりの子

2021.03.02

コーナー保育(3、4、5歳児)について

ひかりの子では、子どもたちが自ら遊びを選択し様々な年齢が交流する中で、互いの個性や違いを尊重し、共に育ち合える事ができるように、5つのコーナー(からだあそび、ごっこあそび、しぜん、ものづくり、つみき)を設定しています。

 

子どもたちは、そのような環境の中で、思いを実現する喜びや充実感を得たり、失敗や戸惑い等の葛藤体験を重ねたり、自分づくりの基礎や他者への関心・共感を通して、社会の一員である事を学んでいきます。

 

自分で選択して遊びをする経験を重ねることで、興味のあることに没頭出来たり友だちと協力してひとつの物を創り上げていくことを楽しんでいます。

 

 

 

 

 

2021.01.15

園の遊具について

0、1、2歳児の遊具にプレイキューブがあります。キューブ一つひとつに特徴があり自由に組み合わせて遊ぶことができます。トンネルをくぐったり穴の中に遊具を入れ、ポットン落としをしたり、滑り台やキューブの上に乗りジャンプして降りたりと体を使って遊ぶことを楽しんでいます。また、跳ぶ、四つん這いで進むなど様々な動きを繰り返し経験することでバランス感覚や手足の力が身についてき、遊びの中で身体機能が発達していきます。

 

 

 

2020.08.14

認定こども園ひかりの子・アガペ保育園の食器

こどもたちが楽しみにしている園の食事です。子ども達の人格形成の観点からも、感受性の豊かな乳幼児期にこそ「本ものの良さ」や「温もり」を体感しながら食器を通して、食事のマナーや「もの」の大切さ・扱い方を学習します。

0歳児の食器

1歳児から2歳児の食器

 

3歳未満児は食器をテーブルに置き、安定した体制で食事が出来るよう関わっています。
プレート皿は、縁側にカーブしており、子ども達が自分でスプーンですくって食べられるよう作られています。シンプルな白色の磁器食器で、食べ物がはっきり見えます。衛生面もすぐれ環境ホルモン等、有害物質はでないので、環境にも優しい食器です。
汁椀は、木の温もりを感じられる大野木工さんの汁椀です。0歳児から2歳児が両手でしっかりお椀を持ち食べるよう、高さがなく食べ口が広くなっています。
アガペ保育園の汁椀も子どもが持ち食べやすく、木の温もりを感じられる木童舎さん食器です。
子どもにとって咀しゃくは、脳や体の発達・発育に大変重要です。園で使用するスプーンは、子どもの口に合わせ、たくさんの食べ物を詰め込み過ぎない量の形となり、食べ物が咀しゃくしやすい量になっています。また、口に運びやすいような柄の長さになっています。

食器:カワデ教材
汁椀:大野木工
アガペ保育園汁椀:木童舎
スプーン:カワデ教材
地域の豊かな森林資材と職人の技が作り出す『木の器』です。

 

3歳児から5歳児
岩手県洋野町大野の大野木工の食器

 

美しい木目と木のぬくもりを、毎日の給食で使えるように、熱や油に強い作りになっています。軽くて熱が伝わりにくいので、器を手に持ち『和の食事マナーが自然に身につく』、『大事に使えば長持ちする』、『物を大切にする心が育つ』ことを園で大切にしています。
3歳児から5歳児の汁腕は漆塗りの物を使っています。定期的に塗り直しを依頼し、ひかりの子の開園当初(2018年)から大切に使っています。
塗装がはげたり割れても塗り直しや修理が出来るので修繕しながら長く使うことができます。修繕出来なくなると、園庭の遊具として遊びの道具として使われます。

 

2019.10.01

砂遊びの魅力

砂は遊びの素材として優れた性質を持っています。なぜなら子どもの働きかけに対する応答性が高いからです。砂遊びは道具がなくても十分遊べる素材です。例えば、穴が掘れ、積み上げれば山になり、丸めれば団子になり、何度でも作り直すことができます。作った物は様々な物に見立てやすいので想像力が育ちます。乾けばさらさら、濡らすとドロドロになる変化を通して物質の性質に気づき、感触を楽しむ中で五感が働きます。

砂場から生まれる遊びは実に多様で、単純な遊びや感触遊びから、川作り等ダイナミックな遊びが広がり失敗してもまたやり直す経験もできます。この時期にしかできない遊びを一緒に経験しているところです。

片付け時は、汚れた服を自分で洗い洗濯ごっこが始まります。汚れた物をどうしたらきれいになるか自ら考え、主体的に行動する力が育まれています。